新年のご挨拶 | 2025.1.6 | |
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名取岩沼農業協同組合 代表理事組合長 板橋 廣志 新年明けましておめでとうございます。組合員・地域のみなさまにおかれましては輝かしい新年をご家族お揃いでお迎えの事とお慶び申し上げます。日頃より、JA事業運営に格別のご理解とご協力をいただいておりますことに厚く御礼申し上げます。 昨年は、能登半島地震と津波の発災から始まり、日銀のマイナス金利の解除そして20年ぶりの新紙幣の発行と様々な話題があった年度であったように感じます。6年産米は、猛暑日が続き高温障害やカメムシ被害が発生し、1等米比率は70%台まで落ち込んでしまいました。作況指数は「107」とデータが比較できる昭和33年以降最高の予想収穫量となり集荷数量については生産者の協力により175,000袋となったところであります。そしてインバウンド等の人流の増加或いは南海トラフ地震の騒動により「令和の米騒動」が発生し、店頭の棚からコメが無くなるという事態が発生し相対取引価格も平成18年以降で最高値が付く程でありました。 さて、昨年の11月26日には、仙台地区4JA(JA仙台・JA岩沼市・JA名取岩沼・JAみやぎ亘理)による合併に関する臨時総代会を開催し、9月に締結した予備契約の特別議案が承認され、予備契約は承認をもって本契約に移行されたところであります。合併にあたり組合員・利用者の皆様には、格別なるご理解とご協力を賜りましたこと心より感謝申し上げます。新生「JA仙台」の基本理念の基に、4JAが持つ経営資源を活用し、強みを生かし、弱みを補うことで、盤石な経営基盤を確立し、組合員の視点に立った事業展開を目標に、組織づくり・新たな経営戦略を見出し、地域に根差したJAを構築してまいります。そして組合員から利用して頂いて徐々に一味同心としてスケールメリットが出てくると思っておりますので宜しくお願いいたします。 結びに、名取岩沼農業協同組合として令和6年度は最後の事業年度になります。平成14年4月に名取・岩沼市内の5JA(旧名取市・増田・千貫・玉浦・玉浦中央)が合併して誕生した当JAであります。支えて頂いた皆さんに深く感謝し、その時代時代に在ったものに変革をし、令和7年4月から新生「JA仙台」の経営理念の基に地域農業の振興と豊かな地域社会づくりへの貢献を柱に、組合員・利用者の期待に応えられるよう業務にあたっていく覚悟でありますので、尚一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。今年が皆さまにとって明るい希望の一年となりますようお祈り申し上げ年頭のご挨拶と致します。 |