新年のご挨拶 | 2023.1.4 | |
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名取岩沼農業協同組合 代表理事組合長 根深 雅美 新年明けましておめでとうございます。2023年の輝かしい新春を迎え、謹んで組合員の皆さまのご多幸・ご健康をお祈り申し上げます。旧昨中はJA事業全般にわたりご理解とご協力を賜り深く感謝申し上げます。 昨年も新型コロナウイルスの感染が終息しないなか、国際情勢や円安により国内経済、農業、JA事業に大きな影響を受けた一年でありました。物価の上昇も相次ぎましたが生産資材価格においてもかつて経験のない高騰に直面しました。特に深刻化している肥料価格については長期化する様相であり厳しい状況が続きますが、JAとしても生産者の負担軽減につながるよう引続き取組んでいくところであります。 米の需給面については、昨年の米の作柄等も影響し全体的には締まってくる傾向もみられますが、米の消費面においては依然とし年間10万トンの減少が続いております。こうしたなか本県の令和5年産の各市町村別の生産目安については、昨年の作付け実績とほぼ同水準で示され次期作がスタートするところであります。水田活用直接支払交付金をはじめ水田農業対策の見直しも行われるところでありますが、作付け転換への対応を念頭に置きながら水田フル活用と需要に応じた生産に取組むところであります。 次に仙台管内JAの組織再編でありますが昨年11月に管内4JAによる合併研究会が設立されました。これまでの情報交換会から更に一歩進んで将来的な組織のあり方や合併に必要な事項の調査研究に取組んでまいりたいと考えております。 最後に今年の干支は卯であります。ウサギは高く跳ぶ姿から「飛躍」とか「向上」という言葉が連想されます。当JAにおいても、こうしたことにあやかり、発展を目指し常に前向きに挑戦していく姿勢で事業にあたってまいりたいと考えております。 2023年においても組合員・利用者の期待に応えられるよう業務にあたっていく所存でありますが皆様には尚一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げ、そして新しい年が皆様にとって明るい希望の一年となりますようお祈り申し上げ年頭のご挨拶と致します。 |