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新年のご挨拶 2020.1.8
代表理事組合長 佐藤 富志雄

名取岩沼農業協同組合

代表理事組合長  佐藤 富志雄

 新年明けましておめでとうございます。組合員の皆さまにおかれましては輝かしい2020年の新春をご家族お揃いでお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年中はJA事業運営各般にわたりご支援・ご協力を賜り御礼申し上げます。

 近年、大規模な自然災害が相次いでおりますが、昨年は台風19号の豪雨により本県においても甚大な被害に見舞われた年になりました。改めて、防災への備え・必要性を認識させられたところです。

 さて、農業を取り巻く環境は農業従事者の高齢化・後継者不足、農産物価格の低迷による農業所得の減少、食料の安定供給への不安等厳しい状況が続いております。また、JA経営面においても長引く日銀のマイナス金利政策により、信用事業においては先行きが見通せない経営が余儀なくされております。このように取り巻く環境が大きく変化する中で、当JAとしては中期経営計画の実践を基軸にJA自己改革を更に進め、組合員と共に農業・地域の未来を創造していくことをテーマに今後も取組んでいく所存です。

 また、令和1産米の集荷については8月上旬の高温により1等米比率が大きく低下しましたが、契約対比約90%を確保することができました。米消費量の減少が続く中で需給バランスを維持し、食料自給率・自給力を向上させるためにも、水田フル活用を基本とした経営所得安定対策の維持について、JAグループとして引続き要請を行ってまいります。

 昨年はラグビー・ワールドカップで日本中が盛り上がりました。日本代表の活躍は「ワンチーム」で組織が一丸となれば、難局を突破できる勇気を与えてくれました。相互扶助の精神やチームの輪を尊重し相互理解を深めることは、現在取組んでいるJA改革にも共通しますので改革断行にも役立てていくところであります。

 今年の干支は子年でありますが、植物に例えますと新しい生命が種子の中に兆し始め、新しい物事のサイクルが始まる年になると考えられています。当JAにおいても、こうしたことにあやかって事業を進めていきたいと考えております。

 2020年においても組合員・利用者の負託に応え、人々が集い喜びや笑顔が溢れるJAを確立していく所存でありますので、皆さま方には、今後ともなお一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 新しい年が生産者・組合員、地域の皆さまにとって、輝かしい一年でありますようにご祈念申し上げ年頭のご挨拶と致します。

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