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新年のご挨拶 2017.1.10
代表理事組合長 佐藤 富志雄

名取岩沼農業協同組合

代表理事組合長  佐藤 富志雄

 新年あけましておめでとうございます。組合員の皆様におかれましては、ご家族お揃いで健やかに新年をお迎えられましたことお慶び申し上げます。旧年中はJA事業運営各般にわたりそれぞれご尽力・ご協力を賜りましたことに対し、御礼申し上げます。

 さて、昨年を振り返りますと東日本大震災から6年目、復興期の4年目という位置づけのなかで各業務にあたってきたところであります。沿岸地域の圃場整備事業も最終引渡しを終え、営農再開も更に本格化したところであります。平成28年産米の買入実績につきましても作況等とのかねあいもありますが、契約対比100%を達成したところであります。このことは着実に営農復興が進んでいる一つの証明であると考えております。こうしたなか、兼ねてからの念願でありました松原均質化装置付低温農業倉庫が昨年9月に完成し稼働したところであります。新たな倉庫は名取岩沼米の有利販売や実需者から求められる名取岩沼米づくりにも大きな役割を担うものであります。今後とも利用者のニーズに応えながら施設の運営に努めてまいりたいと考えております。

 こうしたなか、農政の重要懸案課題でありましたTPP問題であります。関連法案が既に衆・参両議院を通過したところでありますが、米国の大統領選挙の結果により頓挫するとの見方がなされております。このことについて一部では安堵の声が囁かれていますが、現実的には今後日米2国間の自由貿易協定(FTA)に舵を切られ、一層の米をはじめとする農産物の市場開放や規制改革が進められることへの懸念があります。仮にTPPが漂流しても規制改革の圧力が緩まることはないことを念頭に置いて対応にあたらなければなりません。

 また、年末にかけて急速に問題化したのが、政府の規制改革推進会議の提言であります。全農の購・販売事業の抜本的見直しをはじめ、頭ごなしに急進的な改革が迫られたものでありました。過剰な介入は断じて認められるものではなく、JAグループとして緊急の全国運動にも発展したところであります。結果としては全農改革については、与党自民党との調整の中で具体的な期限等は見送られましたが、今後とも自己改革の進捗のチェック等通じて厳しい圧力も想定されます。まずは自らの改革に全力を挙げて取組みその成果を出すことが求められているものであります。

 尚、JA宮城県大会決議である「新たな組織再編構想の実現」については、昨年8月に県中南部地区合併研究会が設立され、以降各事業部門別に調査・研究が行われているところであります。いずれその研究結果につきましては、中間とりまとめとして組合員の皆様に報告し、また十分なるご意見等もいただきながら新たなJAづくりの協議を進めることとしております。

 また昨年は経済事業の施設である「やすらぎホール美田園」が営業開始から一周年を迎えたところであります。これまでやすらぎ友の会の普及と併せ、会館見学会や相談会、ミニコンサートのイベント等実施してまいりました。全農との協同運営のなか、今後とも地域に開かれた会館運営を心がけ利用者目線での、まごころ込めたサービス向上に努めてまいる所存であります。

 尚、平成29年は現在取組んでいる新たな総合事業3か年計画の2年度目にあたります。多様化するニーズに応えるべく自らの改革に引続き取組むことはもとよりでありますが、同時に各事業への取組においては職員一人一人が今それぞれの現場で必要とされるものは何かを考え、それを実践する力をこれまで以上に求められるところであります。積極的な訪問活動や皆様からの相談を受ける力を育みながら、組合員・地域住民との関係・絆の強化を深めて参りたいと考えております。

 現在、時代が大きく変化する情勢下にありますが、先見の明を以て状況・情勢の変化に対応できるよう、そして復興、飛躍への後押しとなるよう取り組んで参りますので引続きのご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 結びに、今年の干支は丁酉でありますが、「酉(とり)」は、「取り込む」ということで運気もお客も取り込めるというといういわれもあります。当JAと致しましても、こうしたことにあやかって、生産者・組合員、地域の皆さまにとっての新しい年が希望に溢れ、好事に恵まれる年でありますようにご祈念申しあげ年頭のご挨拶と致します。

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